これまで変わり続けることで成長し、生き残ってきたわたし達は、変化対応業。
南九州ファミリーマートでは、変わり続けていくことを信条とし、重要視しています。
だって、世の変化はとどまることはなく、むしろその加速度は増すばかりだからです。

ところで、わたしは『変わり続けるためには変わらずにいることこそ重要』と考えています。逆説的ですが、大切なことは、勇気を持って変わり続けることと覚悟を決めて変わらずにいること。
南九州ファミリーマート社員としての体幹ともいえる、変わらずにいる部分をわたしは「6つのH」で表しています。

少し長くなりますが、入社をご検討いただけているのならば、どうぞ最後までお付き合いください。

Heart​ハート

心は、相手の心を理解するためのアンテナです。心ない人は、だれかの心は理解できない。だれかのことを理解できる心を持ち、それを大切にすることは、お客様に喜んでいただくことを生業とするわたし達にとっての、すべてのスタート地点であるといえます。
わたしを含め、南九州ファミリーマートで働く社員一人ひとりには、できるだけ大きくて感受性が強いハートをもってほしい、と思っています。

Hospitality​ホスピタリティ

ホスピタリティという単語の訳は色々ありますが、わたしが思うホスピタリティの最適訳は、「他者にゆずり渡したとしても、自分がそれを失うことはないものを人は誰しも持っていて、そしてそれを喜んで他者にゆずり渡そうとする気持ち。」いうものです。それは、いわば笑顔であったり、あたたかく優しい言葉であったり…。
仲間同士、ホスピタリティをゆずり合える環境を、全員参加で作っていきたいと考えています。

Humanity​ヒューマニティ

ビジネスの世界では、競争、失敗、挫折などに立ち向かわなければならない時があります。
でも、そんな時にこそ、社員1人ひとりの人間性が試されるとわたしは考えています。
たとえば競争しなくてはいけないときも、勝つことだけにこだわった、人として間違えた競争のやり方は絶対にしない。
失敗し、挫折してしまった仲間を見かけた時には、自分にできることをして支える。
人として正しいことを当たり前にできるヒューマニティ、人間性を重要視しています。


しかし社員を守るため、時には覚悟を決めるときも。

Honesty​オネスティ

「嘘はつかない」。自分にも、誰かにも。
「誠実であると誓う」。世の中に。
わたしの会社では、そんな姿勢を大切にしています。
正直で実直な誠実さは、ビジネスにおいては力に変わり、いかなる困難にも打ち勝てる強さのもとになるとわたしは考えています。

Humor​ユーモア

わたし自身、これまで、逆境や苦しい状況におちいった時にこそ、笑うように努めてきました。
たとえ希望を失くして目の前が真っ暗になったとしても、ユーモアがあれば光を灯すことができる。
落ち込んで、自信を失くし、先の見えない闇に迷い込んでしまったとしても、ユーモアこそ、その暗闇を照らしてくれるのでしょう。

Happiness​ハピネス

わたしには、ナンキューファミマの社長として達成させる、と心に誓った目標があります。

大きくても小さくてもいい。ファミマを通じて、たくさんのハピネスを鹿児島と宮崎のお客様にお届けすること。
店長をはじめ、ストアスタッフさんにも働くハピネスを感じていただくこと。
そして、会社の実績と、社員の幸福度を等しくすること。
高い実績を出しても社員が幸福でない会社は、わたしにとっては無価値です。
だからわたしはできるだけ社員の皆さんと話しをして、皆さんのハピネスの形を知りたいと思っています。

会社で働くとは、共に成長すること。
互いに知らないことを知り合って、経験したことがない体験を共有して、一緒に成長しながら前に進む。
それが働くことであると信じますし、それをゴールのひとつとしてわたしは働いています。


『この6Hの重要性を理解しているひと。または、もう既に持っているひと。
ぜひ一度お会いして、お話をさせてください。
今はまだ持っていないかもしれないけれど、わたしの話に共感してくれたひと。
ご連絡もお待ちしています。
わたしと会って、あなたの話しを聞かせてください。』

代表取締役社長 飯塚 隆